未来

しがないオタクの日記

推しに初めてリプライを送った話

推しの現場が始まりました。私は明日が私的初日です。お仕事の関係でどうしても今日明日は観に行けないのですが、どうしても気持ちを押さえきれず、今日、推しに初めてリプライを送りました。


私は俳優さんにリプライを送るのが死ぬほど苦手というか嫌いといっても過言ではないレベルの人間です。だってめっちゃデレデレになってる自分の姿を自ら晒しに行くようなものじゃないですか。私は同担を見るのも嫌だけど、同担に見られるのも嫌です。私と推しとの間に誰かを入れたくない。まぁ私から推しへの想いなんて本当に一方的なものなんですけど、それでも私にとっては特別だから。その特別を曝け出すのも見られるのも嫌なんです。


でも最近、本当にリプライを送らなくていいのかと思うことがありました。
私はこれまで推しに何通も手紙を書いてきました。でも推しからありがとうってツイートされたのは1回だけです。読んだよも受け取ったよもない。でも一生懸命書いてる想いは伝わってると信じたい。
でも私の大嫌いなリプ欄には私と同じ名前だけどどうみても私とは真反対のオタクがいて。仮に手紙を嬉しく思ってくれていても、手紙のひよこが、リプライのひよこと一緒にされるのは嫌だって思いました。仮に推しが私を1ミリでも気にかけてくれた時に違う人と勘違いされるなんて苦痛以外の何物でもない。
だから今日、私はリプライを送りました。私と推しだけに分かるような暗号を添えて。いつか手紙の私と一致してくれることを祈って。


送ったリプライの言葉に嘘はないです。
でも強欲な自分を思い知って、なんだか自分がすごくいやらしい人間に思えて。
どうして綺麗な気持ちだけで応援できないんだろう。どうしてこんなに欲が深いのだろう。


明日から私の冬が始まります。
同時に欲深い自分と向き合わなければならなくなります。手紙にリプライは送ってないけど、なんて書けば良かったのかな。でもそんな行けない報告みたいな蛇足、絶対に書きたくなかった。
私はどうすれば良かったのかな。